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持分の競売は狙われる

不動産には共有名義というのがあります。

土地も建物もその割合に応じて「持分2分の1」とかいうやつです。

AさんとBさんがそれぞれ2分の1づつ共有している土地にAさん名義の建物が建っている物件がありました。

Bさんはこの土地を担保には入れていませんでしたが、借入金の未払いから債権者に持分を競売にかけられてしまいました。

当初は任意売却で処理しようと思いましたが、債権者の同意が得られず競売までいってしまいました。

持分の競売はそれだけを取得しても中々利益にはなりにくいので通常の競売価格よりさらに安い金額で落札されることが多いのですが、

それは一般的な考えで、こういった持分や、底地などを専門に落札しようとする業者がいます。

持分半分を安く落札して残りの半分を同じく安く買い取って商品化する、もしくは底地を安く落札して建物の明渡しを要求するとか。

このようなケースの場合、例えばAさんに資力があれば競売に参加して落札することを考えますが、誰か第三者はすぐに現金化できないだろうから

入札者もいないのでは?と考えるとこれは危険です。

このような案件は実は美味しく化ける案件でもあるのです。

今、同じような場面に出くわしている方は入札金額など慎重に判断しないと手遅れになる危険があることを覚えておいてください。

私の携わった案件は無事にAさんが落札することができました。入札金額については少し考えさせられましたけど。

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