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2021.10.02

コロナ禍で住宅ローン滞納【リースバックのご相談について】

コロナ禍で収入が減ってしまい住宅ローンの支払いが厳しくなってしまった方からのご相談が急増しています

その中で最近増えてきたのが「リースバック」の相談です

これはTVCMなどでリースバックを耳にされる機会が増えてきたからですが「任意売却のがっこう」に相談をされる多くの方はCMを配信されている不動産会社なりに相談に行かれてもまずお断りされてしまいます

まずCMで紹介をされているリースバックは基本的に住宅ローンが無い方や、残っていてもかなり少ない場合だと思います(すいません他社がやっていますので思いますとしか言えません)

これは実際に相談に行かれた方からもお聞きしたお話しですが老後資金を確保されたい方が利用されています

・老後資金が必要となり家を売却したいが慣れ親しんだ家から引越しをしたくない

・老後資金と同様ですが介護資金等で急に資金が必要なり家を売却したが引越ししたくない

以上が大きな理由です

この場合に家に住宅ローンがたくさん残っている場合は売却代金のほとんどが住宅ローンの返済に充てられてしまい、そもそもの目的が叶いません

つまり現在手元資金はないが家を売却すれば手元に資金が残せる方はTVCMを行っている会社にリースバックを相談すれば実現する可能性が高いです

では住宅ローンの支払いが厳しい方が相談に行くとどうなるのか

最初にお伝えしたようにまず断れてしまいます

まず購入する家の住宅ローンの残債が多いとリースバック会社が提示する金額では住宅ローンを完済する事が出来ない場合が多いです。残念ながら現在はオーバーローンの家が非常に多いのが現状です。リースバック会社が住宅ローン完済できる金額(相場以上の価格)で購入する事はまずありえません

仮にリースバック会社が提示をする金額で購入された場合でも、元々のリースバックをされる動機が金銭的な事情の場合は購入後の家賃の支払いを心配され断れています

後は仮にリースバック会社に購入が進んでいっても売却後の家賃で断れてしまう事です(これは相談者が断るケースもあります)

リースバック会社なり投資家は購入した家を賃貸住宅として運用していきます。その時は購入資金に対しての利回りを考えて購入します

仮に購入資金が2000万円だった場合に投資家が表面利回りを10%で計算した場合は毎月の家賃が16万円程になります

恐らくこの金額が払えるのであれば、そのまま住宅ローンを支払った方が良いですよね。利回りは投資家によって様々ですが仮に6%でも家賃が10万円です

老後資金確保でリースバックを依頼された場合は購入価格を抑える事により毎月の家賃を下げる事ができます。居住者がいなくなった後は転売して利益を確保する事ができます

このようにコロナ禍で住宅ローンを滞納した場合のリースバックは任意売却を検討しながら進める必要があります

お子様や同居されている親御様の為にも引越しを回避したい方は経験・解決実績豊富な「任意売却のがっこう」にご相談ください

 

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