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2021.10.29

愛知県安城市にて住宅ローン滞納のご相談・「社会情勢の変化と住宅ローン滞納」

今日は愛知県安城市にて住宅ローン問題のご相談があり現地確認と査定を行いました

コロナ禍でお勤め先が業績不振となり残業が減ってしまい住宅ローンを滞納しそうとの事でした

愛知県は製造業が盛んで従事されている方も多いです。業績が良い時は残業も多く収入も安定されていますが、景気が悪くなってしまうと多くの方に影響が出てしまいます

今回のコロナウィルスだけではありません

大分昔の話になりますがリーマンショックの時にも夜勤や残業がなくなり住宅ローンが払えなくなった方のご相談が増えました

勿論、会社経営者の方も例外ではありません

今回の相談者様は1年程前にリスケをされていました。その時はコロナがこんなに長引くとは思ってなく利息払いを選択されていました

しかしそれでも厳しくなってしまい、このままでは住宅ローンを滞納されそうです

今日はおおよその売却価格をお伝えしました

ただお引越しだけは避けたいご希望ですので親族間売買かリースバックを検討される事になりそうです

今週末にはご家族でご相談され今後の方針を決める事となりました

 


 

社会情勢の変化と住宅ローン滞納

長期で返済をする住宅ローンは様々な事情で支払いが厳しくなってしまう場合があります

今回の方のようにコロナウィルスのような100年に一度のようなパンデミックが原因は特殊なケースです

しかしコロナが終息しても社会情勢の変化で住宅ローンの支払いが厳しくなる事が予想されます

AIの進化で確実に仕事が無くなってしまいます。あのトヨタ自動車でさえも終身雇用は今後難しいとの見解を示しています

この事は特に愛知県にお住いの方には切実な問題です

しかし製造業以外もAIで今後なくなる仕事が沢山あるようです。私共の不動産業も例外ではないようです

勿論どんな業種でも全く雇用がなくなる事はないでしょうが、人の雇用が減る事間違いないでしょう

現在の住宅ローンは完済年齢が80歳前の方も少なくないです。今後の社会情勢が予想より早いスピードで変化していけば65歳の定年を待たずに早期退職を利用する企業も増えてくると思います

これから住宅ローンを組まれる方もそうなのですが、現在住宅ローンの返済が厳しい方は安易な考えでリスケを選択して完済年齢を伸ばしてしまうと老後破産が現実のものとなってしまいます

家は大事な財産ですが、その事に縛られすぎてしまうと本当に大事な家族まで不幸になってしまいます

過去に手に入れた物のより、明るい未来を掴む行動を心がけて下さい

 

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