2021.12.20
【相談者様と銀行へ】リスケを含めた住宅ローン滞納相談
住宅ローンの返済交渉に同行しました
相談者様と一緒に銀行へ伺いリスケを含めた住宅ローンの返済相談を行いました。今回の相談者様は毎月の返済は延滞はありませんでしたが12月のボーナス払いを支払う事が出来ませんでした
家を売却せずにすむ方法を提案してくれとの事でしたので、まずは早急に銀行へ事情説明に行く事と今後のボーナス払いも含めた返済方法の見直しをお勧めしました
現在はコロナ関連で収入が下がってしまった方には銀行も比較的柔軟に対応してくれています
しかし払える目処がないからと言って銀行からの督促を放っておくと心象が悪くなってしまい相談にのってくれない可能性もあります
今回は住宅ローンでもプロパー融資という点もあり取りあえずはリスケを行う事が出来そうでした
確定するのは来週になりそうですが、まずはご希望が通りそうです。銀行を出た後は相談者様も大分落ち着かれているご様子でした
住宅ローン・リスケの注意点
住宅ローンの滞納相談の中で提案する「リスケ」ですが効果があるのかは人それぞれになります
一時的な収入減などの場合はリスケを行い一旦生活を落ち着かされる事が良い場合もあります
その他、元々住宅ローンの完済が60歳前の方なども返済期間を長くするリスケも効果的です
しかし、慢性的なお金の問題で安易なリスケを行うのは非常に危険です。これは住宅ローンの滞納問題に関わらず離婚を伴う住宅問題でも同様です
問題を解決せずに先送りにしてしまうと後々大変な事態となってしまいます
これまでも家を手放したくないばかりにリスケを繰り返し住宅ローンの完済が90歳の方もいらっしゃいました
お子様などの援助があれば別ですが普通に考えて90歳近い方が仕事に就く事は難しく年金だけで住宅ローンを支払い生活をして行くのは困難です
※このような事を認める銀行もいかがなものかと思います
こういった状況が「老後破産」を招いていると思います
現在、住宅ローンの支払いでお悩みの方
借りている銀行に相談に行く事は大事です。しかしその銀行で出来る事はリスケだけです。ひょっとしたら他の銀行であれば有利な条件で借り換えが出来る場合もあります
しかし既に住宅ローンが延滞している場合は、まず借り換えの審査は通りません。何事も先んじて動けば、きっとより良い解決策が見つかります
「任意売却のがっこう」は売却だけではなく。リスケや借り換えのご相談も承っております。どうぞお気軽にご相談下さい