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2022.03.27

税金滞納による差押登記・取り下げ後の処理

先日引き渡し前の物件に差押登記がなされていました。毎日謄本を閲覧していましたので申請された日に市税事務所と話会いをする事ができ何とか差押は取り下げる事が出来ました

そこで今日は差押取り下げ後の引き渡しに関する書類を作成しました

31日に引き渡し予定ですので明日関係者に持参する事になっています

今回一番危惧されたのは引き渡し日当日に物件の登記簿謄本が取得出来なくなる事でした

ご質問もありましたので説明をさせて頂きます

不動産売買を行う場合は必ず引き渡し日当日の物件の登記簿謄本を取得します。これは無事に売買が出来るのかを確認する為です

司法書士が確認をしますが、簡単に説明をすると買主様がお金を支払い名義変更が無事に行える状態かを確認します

例えば売買契約時には設定されていなかった差押や抵当権が設定されていないか等の確認です。この時点で買主様の所有権移転を阻害する権利が新たに設定されていた場合はそれを抹消して売買代金を支払います

今回の場合も売買契約以降に差押登記が設定され登記が完了していれば、ここまで慌てる事はありませんでした(それでも結構慌ててしまいますが)

今回の一番の問題は31日に登記が完了しない事でした。通常不動産の登記は申請をしてから約2週間程かかります

行政からの差押の恐れがあったので毎日謄本を閲覧していましたので申請が入った事が直ぐに分かりましが、知らずにいたら31日当日の登記簿謄本が閲覧できず大事故になる所でした(登記処理中は登記簿謄本は閲覧出来ません)

あまり経験したくない事ですが住宅ローンを滞納された方の多くは税金を滞納されている場合も多く、ある日突然差押登記がされている場合があります

今回の様な経験もこれからのご相談・解決に役立っていきます。どんな問題でも必ず解決方法はあります

諦めずに「任意売却のがっこう」にご相談下さい

 

 

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