2022.05.20
【岐阜県・各務原市】離婚と住宅ローン滞納相談
今日は各務原市に面談に伺いました
相談内容は離婚問題と住宅ローン滞納相談でした
自営業の方ですがコロナ禍が原因で業績不振になってしまい収入が減ってしまったそうです。色々な返済に行き詰まり住宅ローンも滞納される事になってしまったそうです
次第にご夫婦の意見もすれ違い離婚をされる事になったそうです
※因みに既に奥様はマンションから引越しされていました
ご主人は事業や借金も清算して第二の人生をやり直したいご希望です
問題は奥様が連帯債務者になっている事です
マンションは任意売却で処分してご主人が自己破産を選択してしまうと当然ですが奥様に借金の返済がいってしまいます
当たり前ですが奥様は納得していません
マンションを査定しましたが残念ながらオーバーローンのようです
(マンション売却価格<住宅ローン残債)
最初ご主人は多少自暴自棄になっていたので奥様の事は関係ないと言われていましたが、少しずつ話をお聞きしている内に落ち着かれ一旦は奥様との話合を行う事に同意されました
ご主人にすれば、これまでお金やお仕事の事で散々悩まれ苦労されてきたので早く解決されたい気持ちは重々理解出来ます。ましてご自身の問題ではなく誰にも予想する事が出来ないコロナウィルスが原因です
しかし奥様も同様にご苦労されてきましたので離婚されるにしてもお互いに痛みの少ない解決方法をご提案させて頂きます
コロナウィルスと住宅ローン
今だ完全な終息が見えないコロナウィルスですが、ようやく行動制限も緩和され少しずつですが日常が戻ってきているようです
しかしコロナウィルスが原因で収入が下がった方達の住宅ローン問題はこれから深刻になる方も多いです
コロナ禍になった時は銀行は国から住宅ローンの支払いが厳しくなった方には積極的にリスケ(条件変更)に応じるように要請されたいました
これは一定期間は利息払いだけにするなどの処置ですが、決して利息を免除したり元金を減らしてくれた訳ではありません
悪い表現をすれば、問題を先送りしただけです。(中にはトータルの返済金額が大幅に増えた方もいます)
大きな問題はこの条件変更が見直される時期も近いと言う事です
当初1年間はコロナ禍で利息払いだけの返済の方も時期が到来すれば元の返済に戻ってしまいます。場合によってはもう1年延長を認めてくれる場合もありますが当然総返済額が増えてしまいます
そして金融機関もコロナが落ち着いてきてからの条件変更は、そもそもコロナが原因ではないと判断されてしまう可能性もあります
すると条件変更の審査も厳しくなってしまいます
状況によってはリスケは効果的な解決方法です。「任意売却のがっこう」でもお勧めします
しかし問題を先送りするだけのリスケはかえって状況が悪化してしまいます。仮にリスケを行うにしても先を見据えた方法を選択する必要があります
任意売却のがっこうではリスケに関するアドバイスも行っています。より早い相談が幸せになる解決の近道です
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