愛知県春日井市にお住まいの方からご相談がありました、住宅ローン滞納相談は無事に解決となりました

朝一番に物件の最終確認を行い買主様が融資を受ける銀行に集まります

銀行には売主様・買主様・債権回収会社・司法書士が集まり手続きを進めていきます

司法書士に売主様の印鑑証明書や登記識別情報通知書や実印などを確認して頂き取引に問題がなければ買主様の住宅ローンの融資実行を行います

売主様に売却代金を受け取って頂き、その後は債権回収会社や管理会社への支払いを済ませます

通常はここで終了なのですが、今回はここからが、もう一つ手続きが残っていました

それは税金の支払いです

今回は固定資産税や住民税などの滞納があり相談者様は行政からの督促に対応されていませんでした

状況的にはいつ差押がなされても、おかしくない金額と滞納期間でした

この税金の滞納がある任意売却は手続きが厄介です。以前は滞納税があった場合でも分納に応じて頂けたケースもありましたが、今は分納に応じても高い金額を求められてしまいます

そして一番怖いのが行政は任意売却をしている事がわかると差押登記をしてしまいます

変な話ですが、任意売却前の差押をされている方が余程、手続きは簡単な場合もあります

タイミング悪く不動産の引渡し当日に差押登記がされてしまうと引渡し自体が行えなくなってしまい、とんでもないトラブルになってしまいます

そして今回はその可能性が高かったので、事前に行政と税金についての支払い交渉を行いました、相談者様と役所に伺い不動産売却と引渡し日にある程度の税金を納付する事で一旦差押登記については待ってもらう事が出来ました

予定通り引渡し後に役所に伺い納税を済ませ無事に全て解決する事が出来ました

最初のご相談は去年の暮でしたが任意売却に関する協議が進んでからは、明るくなって頂けました

今日は久しぶりに、ゆっくりビールでも飲まれるとの事です

今回も理解のある買主様とご縁があり住宅ローン滞納問題の解決と相談者様の生活再建のお手伝いをさせて頂く事が出来ました