今日は岐阜市にて住宅ローン滞納相談がありしました
別居中のご主人が住宅ローンの支払いを滞納されており、退去して欲しいと言われているそうです

マンション、住宅ローンも共にご主人名義でしたので相談者様には金銭的な責任はありませんが当然問題になってくるのは住まいの事です

既にニ年前から別居中で離婚に関しても、これから本格的に進めて行かれるとの事です

マンション購入時に相談者様も資金を出されていたようでマンションを売却された場合の財産分与の質問もありました

しかし明らかなオーバーローンでしたのでマンションを売却しても手元にはお金は残る事はないと説明させて頂き、それならば、ご自身が購入したいとのご意向です

来週から任意売却と相談者様の購入に関してご主人との面談予定です

少々複雑なご相談ではありますが解決出来るようにサポートしてまいります

任意売却で奥様が購入する

一見、そんなに難しくないと思われると思いますが、実はそんなに簡単には進まない場合もあります

住宅ローンを完済できれば、そんなに難しくもないのですが任意売却の場合には債権者からストップが、かかる可能性があります

離婚されていても元親族です

その関係性があった事で任意売却の金額に疑いを持たれるのです

債権者は任意売却に応じたからと言って、いくらで売却してもいいわけではありません

当然ですが少しでも高い金額で売却する事を求めてきます

しかし離婚間近の元奥様が購入する事が分かると何か作為的な事がないかと疑いを持たれるのです

そもそも離婚自体も形だけで、相場よりも安い金額で売却しようしているのではないかと思われます

特に元奥様や相談者様の親族が購入される時は、より正確で客観的な査定書を作成します

後はこれまで不正な取引きをしていない事など業者の信頼度です

住宅ローン滞納問題で元奥様や親族の方へ任意売却を行う場合はくれぐれもお気をつけください