2022.06.18
今日は住宅ローン相談・親族間売買のお問合せでした
親族間売買のご相談がありました
親族間売買の相談の中でも少々複雑なご相談でした。家ではお話しにくいとの事で相談者様のご指定の喫茶店でお話しをお聴きしました
<相談内容>
共有名義(親子)で家を建築したが子供が結婚して家を出てしまい、新居を建 築したい言っている
銀行に相談をしたが子供をローンから外す事は難しいと言われてしまった
息子の不動産持分を買い取って、住宅ローンも相談者様単独で組みなおしたい
以上のような内容でした
親族間売買でよくあるご相談は親御様名義の家をお子様が購入される場合です。当然ですが相談者様より年齢が若いので長期の住宅ローンに借り換えする事により返済額を抑えて落ち着いた暮らしを取り戻す事が出来ます
しかし今回は親御様が購入され住宅ローンを借り換えると、かえって返済が厳しくなってしまう場合もあります
現在借入れされている銀行へもご相談に行かれていますがお子様を住宅ローンから外す事は断れたそうです。また、どちらかと言うとお子様があっての住宅ローンの審査のようです。残債も多く仮に売却をしても現在の住宅ローンの完済は難しそうです
来週からご自宅の査定を行い、まずは住宅ローンの借り換えを検討し、難しいようでしたら親族間売買の審査を始めます
共有名義の解消相談は離婚問題の時が多いのですが、今回のように親子関係でも出てくる問題です
夫婦のように離婚すれば他人とはなりませんので安易に親子リレーやお子様が連帯債務で住宅ローンを組まれますが、お子様の結婚の時に問題になったりします
以前は二世帯住宅を建築されたのちに親子関係が悪くなってしまい双方が弁護士を入れて解決した事もあります
二世帯住宅や親子リレーローンを否定する訳ではありませんが、共有名義のデメリットもしっかりと確認の上判断しないと、身内だけに一旦トラブルになってしまうと理性的に解決出来なくなってしまいます
そして現在、同じようなお悩みの方は「任意売却のがっこう」にお気軽にご相談下さい。ご自身だけの考えで先に動いてしまうと可能な解決策までなくなってしまいます