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2022.09.12

親族間売買のご相談【愛知県犬山市】

今日は愛知県犬山市にお住まいの方から親族間売買のご相談がありました

住宅ローンは既に完成されていましたがお父様が事業資金の借り入れをされており、その返済が厳しくなった事によるご相談でした

幸いと言っては何ですが、まだ滞納はされておらず暫くは支払いは続けていけそうとの事でしたが先々のことを考えお早めにご相談いただきました

今回は同居されている息子様へ親族間売買をご希望されています

面談と合わせて簡易査定を行い借入残高との比較を行いました

担保評価も充分見込め、これであれば親族間売買の審査も問題なさそうでした

早速これから親族間売買に実績のある銀行の担当者と打ち合わせを行います

早ければ10月上旬には解決の見込みです




親族間売買の注意点

住宅ローン滞納問題などで親族間売買を希望される方は非常に多いです

しかし協力してくれる金融機関も少なく難易度の高い解決方法といえます

今日はそんな親族間売買の注意点をお伝えします

まず親族間売買がなぜ金融機関が取り扱わないかと言うと親の家を単純に子供が購入することに対して懐疑的に見ているからです

通常、親の家は子供は相続することが前提です。その家をわざわざ住宅ローンを組んで購入すると言うことに対してほとんどの金融機関が理解がなく、脱税などのために利用されていると疑われてしまいます

いくら個々のの事情を説明しても、ほとんどの金融機関は銀行のルールに厳格であり事情を理解したとしても親族間売買は断られてしまいます

そして親族間売買に理解を示してくれた場合も注意が必要です

まず売却価格についてです

売却価格については客観的に認められる金額でない場合は難しい場合があります

低廉譲渡と言いますが実勢価格よりも安い価格で売却した場合は贈与税の問題もあり銀行は融資してくれない場合があります

次に売却代金の行き先

いくら相場の価格で売却したとしてもお金の行き先について銀行から確認されます

お父様の借金返済のために全て使われるのであれば問題はありませんが資金が残った場合はその資金使途についても追求される場合があります

このように通常の住宅ローンよりもいくつかのハードルがあり正直、親族間売買のご相談をいただいてもお断りさせていただくケースもあります

それでもこれまでにたくさんの親族間売買の実績があります

他人に家を売却することもなく引っ越しの必要もない親族間売買は住宅ローン滞納などのトラブル解決に有効な方法です、どうか諦めずに任意売却のがっこうにご相談ください




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