離婚後の連帯債務の問題
名古屋市南区 / Kさんの場合
相談までの経緯
Kさん
突然、銀行から連絡があり結婚時に購入した住宅ローンが延滞になっていると聞かされ元旦那に会いに行きましたが本人は自己破産も考えいると迷惑をかけるが申し訳ないの一点張りで話になりませんでした。ネットの情報で任意売却という方法があると知り相談しました
当たり前ですがかなりご立腹の状態での連絡でした。しかしいくら元ご主人に怒っても問題解決されませんし銀行へ相談に行っても連帯債務という契約は変わらないので競売の手続きを止めてもらい任意売却で少しでも高く売却する事を提案しました。
アドバイザー山田直喜
解決までの道のり
Kさん
離婚してからは子供と3人での生活で余裕も無いなかで、この上元旦那の為に借金を背負うのはどうしても納得がいきません。かといって私も破産する事はどうしても嫌だったのでなるべく高く売却してもらう様にお願いしました。
幸い銀行の保証会社の担当者は別の物件でもお話しをした事のある担当者でしたので任意売却についてはスムーズに了解を頂けました。売却までは2ヶ月程かかりましたが予定通りの金額で売却する事が出来ました
アドバイザー山田直喜
住宅ローンの完済にはいたりませんでしたが滞納されていた管理費などの支払いも保証会社に認めてもらい残った残債も分割での支払いを認めて頂けました。
現状とその後
Kさん
残った借金は取りあえず元旦那が分割で支払っていますが何時延滞されるか心配です。マンション購入時に安易な気持ちで連帯債務者になった事が一番の問題でした。しかし仮に元旦那が今後延滞や自己破産しても今の分割の金額なら何とか支払いができる金額だしその時の状況では山田さんに弁護士の紹介もお願いしてあります。
今回の任意売却では残念ながら残債が残ってしまいK様のストレスは残る事になりましたが競売を回避し任意売却ができたので何とか完済可能な金額になりました。後は元ご主人を励ましながら完済できる様にバックアップしていきます。
お客様の声
Kさん
離婚したのち5年たってからの信じられないトラブルでした。マンション購入時の当時の旦那の収入だけでは審査が難しいと言われ私が連帯債務者で住宅ローンを組み購入しました。その後離婚する事になり私は子供と家を出ていましたが突然銀行から督促の連絡が入りました。慌て元旦那へ会いに行きましたが本人は住宅ローン以外にも借金がたくさんあり自己破産をしたいと言われました。銀行からはこのままでは競売の手続きを進めると言われましたので慌て任意売却の手続きを進め頂きました。このまま競売になり安く売却されてしまいその上、元旦那が自己破産をしたら多くの借金が私にのしかかってきます。山田さんにはなんとか任意売却の了解を取り付けてもらい残った借金も当初の予想より少なくて済みました。現在の所は元旦那を自己破産せず少額ですが分割で返済してくれています。
今回の解決ポイント
今回は相談者のK様が突然の事にもかかわらず気持ちをしっかり持たれていた事でした。正直元ご主人は弁護士の無料相談にも行かれており、回りの事は考えず自己破産のみを検討されていました。色々なケースを説明し取りあえず任意売却を先行しどうしても自己破産をするのであれば売却後にもう一度K様と相談してから行うべきだとお話しを致しました。その方が元ご主人にとってもメリットがありようやく前向きな気持ちになって頂き任意売却を完了し残った残債は払える金額での分割了解してもらい、その他の借金は現在任意整理での交渉中です。交渉が上手く運べば毎月の返済を楽になり完済可能になりそうです。