昨日、写真を撮影してまいりました愛知県刈谷市の中古住宅の査定書を作成しました

週明けには、こちらの査定書も元に保証会社と任意売却についての協議と販売価格の調整に入ります

この任意売却に応じて頂ける価格の交渉が任意売却においては、まずは一番難しい所です

通常の不動産売却であれば、当然ですが売主様は少しでも高い金額で売却したいのですから、まずはチャレンジ価格で販売してもよいのですが任意売却の場合はそんな簡単な売却ではありません

資金を回収する保証会社も高く売却できた方が沢山回収できます・また売主様も高く売却出来た方が任意売却後の分割払いも低い金額で抑える事が出来ますし、引っ越し費用等の交渉も通り易くなります

それでは単純に高く売却に出せば良いのですが、ここが価格設定と予測する販売期間の判断が難しい所です

任意売却の場合は代位弁済後も日々遅延損害金が加算されています。またある一定の期間内に販売が完了しないと競売の手続きが進められていきます（競売に係る費用も売主様に請求されます）

つまり高い金額で販売をして成約すれば良いのですが、販売期間が長期化し、その間に販売価格を下げていけば、かえって任意売却後の借金が増えていく事になります

このように、とりあえず高い金額で販売をするような方法では、売主様も保証会社もマイナスになってしまいます

まずは双方にメリットがあるような、販売価格と販売期間を交渉し取り纏めるのが、我々専門家の腕の見せ所でもあります

査定書作成も完了しましたので来週はしっかりと交渉してまいります