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2021.10.25

住宅ローン滞納相談・銀行へ任意売却の相談に伺いました

先月、メール相談を頂いた方と銀行へ任意売却の協議に伺いました

とは言えアポなしで伺いましたので大抵の銀行の方は一瞬戸惑われます。アポイントをとって伺っても良いのですが、銀行から同席を断れた事が何度かありましたので銀行にもよりますがアポなしで伺う事も多いです

しかし銀行の方からは査定価格などを求められますので同行して頂いて良かったと言って頂けます

相談者の方は既に売却を決めていますので後は任意売却に応じて頂けるように話を詰めて行きます

予定では来年1月位から任意売却を開始できそうです

 


 

住宅ローンを滞納した時の手続き

住宅ローンを滞納した時の一番の悪手が督促を無視する事です

返済の目処がない中銀行へ連絡を入れるのは気が思いですが連絡をしないと、どんどん心証が悪くなってしまいます

銀行も連絡が取れないと家まで訪問される場合もあります。お子様などが在宅されていると内容まではお子様には言いませんが何となく感づいてしまう事もあると思います

そこで私はどんな状況でも一度銀行へは連絡ないし、伺う事をお勧めします

今日もあえて銀行へ伺ったのは一緒に行く事で私を銀行の方とお話しが出来るからです

そう言った意味でもなるべくは銀行へ行く事をお勧めしています。私と一緒にいる時に電話をして頂いても良いのですが電話を変わって貰えない事があります。さすがに一緒に行けばお話しをしてくれます

そしてこの事が色々な面でプラスになって行きます

・まず今後の連絡を私にくれるようになります


一度同席すれば銀行は相談者からは委任を受けていると判断してくれます。  すると相談者様と連絡が取り辛い時でもこちらに連絡があり調整する事が出来ます。よく言われるのが銀行から着信があったが仕事で出れなかった。折り返し出来るのがを夜なので銀行に営業時間外だった。こういった事を防ぐ事が出来ます

・銀行も現状を理解して無理な督促を止めてくれる場合がある


誤解がないように言っておくと銀行はどんな事情があっても住宅ローンの滞納を容認する事はできません。しかしそこは人間ですので事情を理解してもらう事は出来ます。すると厳しい督促を止めてくれる場合が多々あります(家への訪問等)

たまに銀行の方からも事情は分かりましたので家などに訪問したり電話をする事は控えておきます。ただし立場上督促の手紙をお送りしますが内容だけ確認して頂ければ対応は結構です。と言って頂ける事もあります

・のちの任意売却時の引っ越し費用等の控除を認めてもらいやすい場合がある

これは今でも忘れませんが任意売却が成立して引っ越し費用を申請した時に言われた言葉です。「この方はこれまでこちらからの連絡も一切無視していたのに競売の手続きが始まったら急に連絡を入れてきました、こちらとしてもこれまでの対応が悪いので今回は引っ越し費用は控除出来ません」

結局、この時は何度お願いしても駄目でした

情に訴える訳ではありませんが、キチンと連絡入れておく事が引っ越し費用や任意売却後の分割払い交渉には有利に働く事は間違いありません

・相談者様のストレスを少なくする事が出来る

どんな方も理由もなく住宅ローンを滞納される訳ではありません。人それぞれの深い悩みがあります

しかし支払いの目処が立たないとどうしても連絡がおっくうになってしまいます

そんな時に銀行へ行って現状を伝えて今後の希望を伝えれば先の見通しがたちます。勿論私が同席して話をして行きます

こちら側の方針を伝えるだけでも随分気分は軽くなると思います。今日も相談者様にお伝えしましたが。「これでK様の希望は伝えました、あとは銀行ないし保証会社から連絡が入ります。それまでは難しいかも分かりませんが住宅ローンの事は忘れて下さい」

そんな簡単に気持ちを切り替える事は難しいと思いますが今後の見通しがたち、やるべき事が見えてくると多少ですが表情が明るくなって頂けます

実務的には任意売却の本格的な交渉は保証会社と行いますが住宅ローンを滞納したら銀行へまず説明に行く事をこんなに意味がありメリットがあります

 

 

 

 

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