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2022.04.17

住宅ローン滞納や競売開始決定通知が届いた・何処に相談したらいいのですか

昨日、深夜に電話相談がありました

相談者様は長野県にお住まいの方でご自宅も長野県でした。折角ご相談を頂いたのですがエリアの問題もあり任意売却のがっこうでの解決はお断りさせて頂きました。本当に申し訳ないのですがこれには理由があります

名古屋と長野では距離的な問題があり、こちらとしてもご満足頂けるお手伝いが出来ないからです

そこで相談者様には一般的な住宅ローンの滞納後の流れや競売についての説明と任意売却のがっこうで作成した資料を郵送させて頂きました

合わせて今後相談する任意売却専門業者の見極め方もお伝えしました

・必ず面談する事

この面談は初回だけに限らず何か問題があった時には何時でも面談出来る事です。ネットで任意売却で検索をすると沢山の業者が出てきますが基本的に地元にある専門業者に相談する事が望ましいです。今はズームでの面談を推奨している所もありますが(任意売却のがっこうもズーム面談は行っていますが)あくまでも感染対策や時間のロスを無くす為です

任意売却の場合は一般的な不動産売却とは大きく違い様々なプロセスがあります特に相談者様(売主様)とのコミュニケーションは欠かせません。そう言った意味でも常にお顔を突き合わせて話が出来る事が大事です

・売却に強い事

これは先程の面談できる専門業者でもお伝えした内容と重複しますが、地元の任意売却専門業者の中でも売却に対してちゃんとした販売プランがある事が大事です

任意売却は最終的に期限内で販売が出来ないといずれ競売になってしまいます。場合によっては任意売却に時間をかけたせいで遅延損害金が膨らんでしまい、かえって借金が増えてしまう事もあります

そして購入する方も一生の買物をする訳ですから売買契約まで何度も商談を重ねる事になります。この時に遠方の業者では電話やメールでの商談となり上手く進まない場合があります。時代と逆行した事を言いますが金額が大きい不動産の場合は面談が基本です。フットワークが軽く売却に真剣な任意売却専門業者に相談しましょう

・実績がどれくらいあるのか

ここを判断するのは、正直難しい所です。おそらくどこの業者も自社は実績が豊富と言うはずです

仮に取り扱い物件が多いと実績がありそうですが逆に売却できず在庫として残っているケースも多いです(結果競売になります)

そんな時は質問攻めにして下さい。知っている事でもどんどん聞いて見て下さい。回答が曖昧だったり簡単に大丈夫ですと言われたら危険です

この実績が豊富であれば即ち債権者(銀行や保証会社)との交渉が豊富だと言う事です。任意売却の場合は売主様・買主様の他に債権者や場合によっては行政との交渉も出てきます。この交渉が下手だったり簡単に諦めてしまう業者では解決出来るものも解決出来ません

・耳障りの良い事しか言わない

実績を過大にアピールしてくる業者と同様ですが相談者様にとって耳障りの良い都合の良い話ばかりをしてくる業者も危険です

例えばどんな金融機関でも必ず任意売却に応じてくれる・引越し費用は必ず確保できる(それも100万円などありえない金額)・絶対に売却できる・任意売却すれば借金はなくなる

これは意気込みとして良いと思いますが絶対な事は何一つありません

金融機関の中には残念ながら現在も任意売却に対して一切応じてくれない金融機関もあります(完済出来れば別です)

引越し費用も昔と比べると年々交渉が厳しくなっています。まして昔でも100万円という引越し費用はあり得ませんでした。絶対に売却できると言う言葉も期限がある任意売却の場合には絶対言っては行けません。任意売却後に借金が残る場合は自己破産をしない限り借金がゼロになる事はありません

このような事を言われると安心してしまうかも知れませんが、絶対出来ると言いきれませんし逆に無責任な発言です

まして住宅ローン滞納や離婚問題などでお悩みの方には、信じていた解決策が実現できなかった時は一般の不動産売却とは違い大きく人生設計が狂ってしまいます

勿論、ご相談を受けたからには一生懸命解決に向けて動きます

しかし色々なケースも事前に説明をしておく事が重要です。どうか耳障りの良い言葉に惑わされず相談相手を決めて下さい

今回の方にもこのようなご説明をさせて頂き長野県内で任意売却に対して真剣に向き合ってくれる専門業者を探して下さいと伝えました

仮にご自身が住んでいる市内に専門業者がなくても県内であれば面談や買主様のフォローも間違いがありません

どうか一日でも早く解決して平穏な暮らしを取り戻して頂けますように

 

 

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