先日、名古屋市内にお住まいの方から任意売却相談がありました。面談時に、ご相談者様からこんなご質問がありました

 

「任意売却と比べて競売が安くなるのは、何故ですか」

 

私もついつい任意売却のメリットとして任意売却の方が相場に近い金額で販売できる可能性が高いと説明しますが、改めて競売が安く販売される可能性が高い理由を説明させて頂きます

 

 

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競売不動産を購入する際の予想される障害について

 

 

・内覧が出来ない

競売の情報自体はインターネットなどで閲覧する事が出来ますが、実際に室内を内見する事が出来ません。現況調査時点での写真だけで判断する事になります

また写真撮影から日数が経過していますので現況と異なる場合もあります

 

・物件調査も自身で行う

裁判所からの資料である程度の判断は出来ますが任意売却とは違い不動産会社が間に介在しませんので重要事項説明書もありませんので詳細な調査が必要です

 

・物件に欠陥があったとしても自己責任となる

仮に物件に欠陥があった場合でも保護されません。契約解除や損害賠償も請求出来ません。通常の任意売却の場合は内見時に確認し売主様から現況報告をして頂けますが競売の場合は一切ありません

 

・住人との引渡し交渉を行わなければならない

裁判所は引渡しまで保証をしてくれる訳ではありません。（強制執行の許可は出してくれますが実務は全て購入者が行います）

引っ越し時期や残置物撤去などの交渉も全て自身で行います

 

ざっとこのようは理由から、今でも競売に参加するのは転売目的の不動産会社や不動産ブローカーが多く、当然ですが相場よりも低い価格で落札される事が多い理由です

 

低い価格で落札されると競売後の借金も多く残ってしまい、その後の生活がより厳しくなってしまいます

 

このようは理由からも競売だけは絶対に避けるべきです

 

競売開始決定通知が届いていても諦めないで下さい、任意売却での解決は可能です

任意売却のがっこうまでご相談下さい