2023.07.01
名古屋市にて離婚後の住宅ローン滞納問題のご相談
名古屋市にお住まいの方からの住宅ローン滞納と離婚後の住宅に関する相談です
【相談内容】
・3年前に離婚
・住宅は元夫が居住中
・相談者(元妻)は連帯債務者
先日、別れた元夫から連絡があり、体調不良により仕事を続けられず、既に一回の住宅ローン滞納があるとのご連絡
このままでは相談者にも督促が行く可能性があるため、まずは状況の説明があったとの事です
同様の相談は私が活動を始めてから多く寄せられていますし、現在も同様のケースでお悩みの方がいらっしゃいます
具体的な解決方法としては、別れた元夫と面談し、状況確認と希望を確認した上で進めていきます
このようなトラブルが起こった時に心がけていただきたいのは、お互いが感情的にならないことです
離婚協議の中で、住宅ローンは元夫が支払うと約束されたり、公正証書が作成されたとしても、実際に守られないケースもあります
今回のように健康上の理由がある場合もあります
ここで感情的になってしまい、互いを責めたりしても解決には結びつきませんし、貸主である銀行には一切関係なく粛々と督促がされます
このような時こそ冷静な判断が必要です
例えば、数ヶ月後には収入も安定し、住宅ローンの支払いも可能になる見込みがあれば、一時的な資金援助をすることも方法の一つです
しかし、現実的に売却しか方法がない場合は、売却後にお互いの負担が少なくなるような再生の方法を探すことが賢明です
そして、専門家の助けを借りることも重要です
私たちのような住宅ローン滞納問題や任意売却の専門家また弁護士と連携して解決にあたる場合もあります
お互いで感情的になったり、現実から目をそらすことなく、1日も早いご相談を行うことで、より良い解決方法をご提案できます
お互いに厳しいお話となりますが、まずはご相談頂く事でご納得いただける解決策をご提案させて頂きます