先日、ご相談がありました離婚後の住宅ローン滞納問題

先週末、住宅ローンを滞納されてしまった元ご主人と面談の機会を頂きました

 

＜相談内容＞

・3年前に離婚
・住宅は元夫が居住中
・相談者（元妻）は連帯債務者

 

予めご相談者様から連絡をして頂きご自宅にてお会いする事となりました

元々、住宅ローンを滞納された原因は体調不良により、仕事を続ける事が出来ず収入がなくなった為です

暫くは失業保険や貯蓄で住宅ローンの支払いや生活費を捻出されていたようですが資金が底をついたとの事です

現在は体調は大分よくなったとの事でしたが再就職先が見つかっていないようです

 

ご本人のご希望では、何とかお金の工面をしてこのまま現在の家に住み続けたい意向です

現在は住宅ローンの滞納は１回でしたので早目に支払う事が出来れば大きな問題とはなりません

住宅ローン滞納と競売や連帯債務について詳しく説明をさせて頂き面談は終了しました

今後、住宅ローンの滞納が解消されればご相談者様も一旦はトラブルは回避できた事になります

しかし、長い返済期間が残っている住宅ローンです。万一また住宅ローン滞納されてしまうと同じようにトラブルに巻き込まれてしまいます

本当であれば、離婚時に連帯債務の解消をしておくべくなのですが現在のように住宅ローンを滞納されていると、かなり難しくなってしまいます

後は元夫の回答に対してご相談者様がどのように対応されるのかが問題ですが、まずは現在の住宅ローンの滞納を解消された事を確認した上で判断されるとの事です

 

今回のご相談は一旦様子を見る事になりそうですが、別のご相談では滞納回数が既に５回となり代位弁済間近のご相談もあります

不安定な約束の上に成り立った住宅ローンの連帯保証人や連帯債務は非常にリスクが高く、再婚されていれば新しい家族まで巻き込んだトラブルになってしまいます

簡単な方法ばかりではありませんが離婚時に住宅ローンの連帯保証人や連帯債務の解消を検討して下さい

詳しい方法などは「任意売却のがっこう」までお問い合わせください