名古屋市任意売却相談センター

今日は住宅ローン滞納時の解決方法である「リースバック」についてご説明します

 

 

 

 

まず巷で認識されている「リースバック」と住宅ローン滞納問題で行うリースバックは別物だと考えて下さい

 

ご相談者様からのよくあるご質問の中で

「CMで見かける不動産会社にリースバックを相談したが断れてしまった。だからここでも断れるのではないか」と言ったご質問があります

 

まず通常のリースバックは老後資金の確保などで利用される事が多いようです

 

例えば住宅ローンを完済されている不動産を所有されているが老後資金が必要になった場合、家を売却して老後資金を確保すると当然ですが引越しをしなければなりません

しかしリースバックを利用すれば、そのまま住み続ける事ができます

その間の家賃も売却で得た資金で払う事が出来ます

今の高齢者社会では有難い方法です

 

しかし、住宅ローンが完済されていない場合や多くの残債が残っている場合は売却資金で住宅ローンを完済する必要があります

またオーバーローン（住宅ローンの残債よりも売却代金が低い）の場合は売却代金で住宅ローンを完済でずリースバックは成り立ちません

相場よりも高く購入してくれる事はありません。また一般的なリースバックは相場の価格よりも低い価格で購入される事が多いのです

 

仮に完済できる金額で家が売却できたとしても老後資金が残らず購入する不動産会社や投資家から断れてしまいます

 

そして住宅ローンの滞納問題が原因でリースバックを希望される場合は一般的なリースバックの場合は残念ながら家賃の支払いについて不安を感じてしまいます

 

以上のような理由で一般的なリースバックは断れてしまう事が多いようです

 

それでは住宅ローン滞納問題と任意売却で行うリースバックはどのようにして行うのか

 

まず売却代金については債権者との交渉の上、実勢価格で売却を行います

その上で、購入を検討してくれる投資家を紹介させて頂きます

この時点で投資家はリースバックに至る事情は把握していますので家賃の入金などで不安になる方はいません

どの投資家も事情を理解した上で解決を優先としてご協力頂いています

 

つまり住宅ローンの残債に関わらすまずは相場の価格での売却を債権者に認めて頂き、その上でリースバック後の家賃も設定し協力してくれる投資家を募ります

 

またリースバック後の買い戻しについても柔軟に対応してもらい、これまでにもリースバック後、１年でお子様が買い戻しされたケースもあります

 

この時は親族間売買が希望でしたが相談時点では融資が難しかったので一旦投資家に購入してもらい1年後に住宅ローンが組める段階で買い戻しを行いました

 

このような方法でリースバックを行っています

 

勿論、最初は協力してくれる投資家も少なく相談を頂いてもお断わりする事もありましたが今は沢山の投資家の方に登録を頂ています

 

住宅ローンを滞納、それでも何とか引越しを避けたい場合は任意売却とリースバックのハイブリッドな解決をお勧めします

まずはご相談お待ちしています