2025.08.11
【名古屋市任意売却相談】相談事例・ワンルームマンション投資の落とし穴

先日、愛知県にお住まいの方からメールでご相談をいただきました。
この方は、大阪と神戸にそれぞれワンルームマンションを所有されています。
購入のきっかけは「節税になる」という不動産会社からの説明。
当初から家賃収入より支出が上回る“毎月赤字”の状態でしたが、節税効果があるのなら…と購入を決断されたそうです。
しかし実際には節税効果もほとんどなく、さらに最近では修繕積立金の値上げで出費が増え、状況は悪化してしまいました。
■査定結果は「オーバーローン」
ご依頼を受けて査定を行いましたが、2件とも明らかなオーバーローン状態。
売却にはそれぞれ数百万円単位の持ち出しが必要という結果でした。
ご相談者様は「何とか購入時の金額で売れないか」と望まれましたが、利回りや相場を踏まえても、どうしても査定は現在の価格になってしまいます。
ご本人も結果はある程度予想されていたようですが、まだ具体的な方針は決まっていません。
■増えているワンルームマンション売却相談
ここ数年で、ワンルームマンションの売却相談は一時期より減ったものの、また増える傾向にあります。
今回の方もそうですが、物件を一度も見ず、不動産会社からのパンフレットやシミュレーションだけで購入を決めたというケースが多く見られます。
中には、もともと投資に全く興味がなかったのに、知人からの紹介や勧めで話を鵜呑みにして契約してしまった方もいらっしゃいます。
■誤解のないように
もちろん、すべてのワンルームマンション投資が失敗するわけではありません。
中には健全な利回りで、安定した収益を得ている方もいます。
問題は「情報の出所」です。
投資に関心がなかった方が、友人や知人の紹介だけで安易に契約してしまうことは大きなリスクがあります。
中には「騙された」と感じる方もいますが、現行の法律では裁かれないケースがほとんどです。
なぜなら、不動産投資をしている時点で「投資家」とみなされ、自己責任の範囲とされるからです。
ワンルームマンション投資に興味がある方は、くれぐれも情報収集を入念に行ってください。
パンフレットや営業トークだけで判断するのではなく、自分で現地を確認し、第三者の意見も取り入れることをおすすめします。




