2025.08.16
離婚後の住宅ローン問題――安城市でのご相談事例

先日、愛知県安城市で「離婚後の住宅ローン」に関するご相談をいただきました。
ご相談者様は、約4年前に離婚されたご夫婦。現在は奥様とお子様が自宅に住み続けておられますが、ご主人が組まれていた住宅ローンの返済が次第に厳しくなり、いよいよ「家を手放すかもしれない」という局面を迎えていました。
■離婚後も続く住宅ローン問題
実は、離婚後も住宅ローンが残っているケースは非常に多く見られます。
名義が元ご主人のまま、奥様とお子様が住み続ける場合、やがて返済が苦しくなり「競売」や「強制退去」といった最悪の結果を招いてしまうことも少なくありません。
今回のご夫婦の場合、幸いにもお子様の養育のために定期的にコミュニケーションをとられていました。その中で出た解決策が、「奥様が現在の自宅を元ご主人から購入する」という選択肢です。
■銀行との調整が最大のポイント
奥様は結婚当初からフルタイム勤務を続けられており、住宅ローンを組むだけの収入がありました。
しかし問題は「購入の相手が元ご主人であること」や「すでに住んでいる家を住宅ローンで購入すること」。
例えばフラット35では「現在居住中の住宅をローンで購入すること」は原則不可。また銀行によっては「元配偶者からの購入は認めない」というケースもあります。
今回は、住宅ローン残高と奥様の購入希望額に大きな差がなかったため、当方で担保評価書を策定し、複数の金融機関へ打診。来週には最適な銀行をご紹介できる見込みです。
■早めの相談が解決のカギ
今回のケースで何より大きかったのは、滞納が始まる前にご相談いただいたことです。
住宅ローン問題は「もう払えない!」となってから相談に来られる方が多いのですが、その場合は選択肢が大幅に狭まり、競売など不本意な解決に進まざるを得ないこともあります。
離婚後の住宅ローン問題は、今も私たちに寄せられる相談の中で非常に多いテーマです。
ただし、今回のようにご夫婦が子どものためにコミュニケーションを続けていたことで、より良い解決策を選ぶことができました。
■最後に
離婚後も残る住宅ローンや自宅の処分は、多くのご家庭にとって大きな悩みです。
しかし、「早めの相談」と「専門家による金融機関との調整」で、解決できる可能性は大きく広がります。
もし同じような状況でお困りでしたら、どうか一人で抱え込まずにご相談ください。
「任意売却のがっこう」では、あなたとご家族が安心して次の生活を始められるよう、最後までサポートいたします。




