2026.04.02
【岐阜市任意相談】住宅ローンの返済が苦しい。それでも「今すぐ売却」が正解とは限りません
岐阜市にお住まいのお客様から、住宅ローンの返済に関するご相談をいただきました。

ご自宅に伺ってお話を伺うと、非常に切実な状況が見えてきました。
ご相談のきっかけは、この春からのお子様の大学進学です。
これまでは一度も滞納することなく、やりくりして返済を続けてこられました。
しかし、学費や仕送りが必要になるこれからの4年間は、今の返済額を維持するのがどうしても難しくなるという内容でした。
すでに何社かの不動産会社に相談されていたようですが、どこも回答は同じ。
査定額がローン残高を下回る「オーバーローン」の状態のため、不足分を現金で用意して売るか、任意売却をするしかない、と言われたそうです。
しかし、今回お話をじっくり伺う中で、私は一つの可能性を感じました。
それは「今すぐ売却しなくても、乗り越えられるのではないか」ということです。
今回の家計の負担増は、お子様が卒業するまでの4年間に集中しています。
この期間さえ何とかしのぐことができれば、また以前のように返済を続けていける可能性があるのです。
お客様の本音を伺うと、やはり「できれば売りたくない」という想いをお持ちでした。
また、このタイミングで家を手放すことで、お子様に「自分の進学のせいで家を失った」と申し訳なく思わせてしまうのではないか、という点を非常に心配されていました。
そこで今回は、任意売却の手続きを急ぐのではなく、まずは借入先の金融機関へ「リスケジュール(返済条件の変更)」を相談することをご提案しました。
不動産会社が売却ではなく、返済の猶予を勧めるのは意外に思われるかもしれません。
ですが、私たちの役割はただ家を売ることではなく、ご家族が納得できる解決策を一緒に見つけることだと考えています。
お子様の大切な進学を諦めず、家も守る。
そのために、次回は私も銀行へ同行し、現在の物件価値を示す資料を持参した上で、返済猶予の交渉をサポートしてまいります。
住宅ローンの悩みは、人によってベストな解決策が異なります。
「もう売るしかない」と思い詰める前に、一度現状を整理してみませんか。




