名古屋市瑞穂区にお住まい方から離婚と住宅ローンの返済についてのご相談がありました

ご自宅で面談を行いました

既に離婚されており現在は相談者様がお一人で暮らされていました

ご相談内容は離婚された事による養育費の支払いと住宅ローンの返済についてでした

養育費の支払いは10年程続き、その間は住宅ローンの返済と合わせると支払いが厳しくなってしまう事が明らかでした

一人暮らしという事もあり、このままマンションを維持して行く事にも不安を感じられていました

事前に簡易査定を行っていましたので住宅ローンの残債を確認しましたが残念ながら債務超過でした

ここからの判断は皆様とても悩まれます

同じようなケースも多いで紹介させて頂きます

債務超過（オーバーローン）の住宅を売却するにはいくつかの方法があります

一番分かりやすいのが売却しても住宅ローンの完済に足らない分は自己資金でご用意します（これが出来る方は相談される事もありません）

次に相場を無視して住宅ローンの完済できる金額で売却に出されるケースです。しかし相場以上で売却出来る可能性は低く、かえって問題が大きくなってしまいます

※中には自己資金を用意出来ない場合に足らない金額を別の借金で用意する方もいらっしゃいますが高金利となりますので、その返済に苦労されている方もいます

そして任意売却です

しかし基本的には任意売却を行う場合には住宅ローンを滞納する必要があります。ここで任意売却を躊躇される方もいらっしゃいます

私共は無理に任意売却をお勧めする事はありません

銀行へリスケの相談をお勧めする場合も多いです

そのような時に必ずお聴きするのが、「冷静に考えて後どれくらい住宅ローンを返済出来ると思いますか」という点です

仮に半年は支払う事が出来てもその後に滞納するようであれば任意売却をお勧めします

場合によっては半年間、無理して払ったお金が無駄になる場合もあります（ここについは表現が難しいのですが）

今回のご相談者様は今日は結論が出る事はありませんでしたが、次回は生活費の見直し等を含めて再度面談する事になりました

100人のご相談者様がいれば100通りの解決方法があります

任意売却ばかりではなく売却しない選択や、いずれ買い戻しが可能なリースバックといった解決方法もあります

まずは「任意売却のがっこう」にご相談下さい