2025.07.22
【愛知県・名古屋市の任意売却相談】注意喚起・住宅ローンで賃貸物件を購入することの重大なリスクとは?

最近、立て続けに2件ほど、非常に深刻なご相談をいただきました。内容は共通しており、いずれも住宅ローンを利用して購入した家を、実際には賃貸住宅として運用していたというものです。
いずれのご相談者様も、金融機関から事実を指摘され、「直ちに売却し、一括返済せよ」と迫られている状況でした。
「まさか自分が悪いことをしていたなんて…」
このようなケースで、ほぼ共通して聞かれるのが次のような言葉です。
「自分が住宅ローンを悪用しているなんて思ってもいませんでした…。」
物件を紹介してきた不動産会社や投資アドバイザーと名乗る人物から、
「住宅ローンの方が金利も低いし、問題ないですよ」と言われ、
その言葉を信じて住宅ローンで物件を購入してしまったというケースが大半です。
ですが、これは大きな誤解であり、非常にリスクの高い行為です。
銀行は「居住用」かどうかを非常に重視しています
住宅ローンは、「本人が実際に住む住宅を購入するため」の融資商品です。
融資の申し込み時には、「これは居住用ですか?」という確認が必ず行われますし、
最近では、「引き渡し後には、実際にその家に住まわれるんですよね?」といった念押しまでされることもあります。
また、金融機関によっては、引き渡し後に現地訪問をするケースも増えています。
このように、銀行は利用目的を非常に厳しくチェックしているのです。
「説明されたから大丈夫」は通用しない
たとえ購入時に不動産業者から、
「投資用だけど、住宅ローンが使えますよ」
「最初だけ住んだことにすれば問題ないです」
などと説明されたとしても、その説明内容は銀行とは一切無関係です。
銀行側は、「本人が住む住宅だ」として融資しているわけですから、
実際には他人に貸していたとなれば、契約違反とみなされても仕方がありません。
しかも、売却も簡単にはいかない
今回のご相談では、さらに状況が複雑でした。
物件には確かに賃借人が住んでいましたが、実はサブリース契約が結ばれており、転貸された状態だったのです。
こうなってしまうと、所有者の都合で「今すぐ出ていってください」とは言えません。
簡単に売却できる状況ではなくなってしまいます。
これは「住宅ローン詐欺」に該当する可能性もあります
耳障りの良い言葉を並べる業者に乗せられて、
「住宅ローンで賃貸物件を買う」ことは、最悪の場合「詐欺罪」に問われる可能性もある重大なリスクを伴います。
ご相談者様たちは、決して悪意を持っていたわけではありません。
ただ、正しい知識と判断が欠けていたために、結果としてとても危うい立場に立たされてしまったのです。
今から住宅ローンで投資物件を買おうとしている方へ
このブログを読まれている方で、
「低金利だから住宅ローンを使って不動産投資をしよう」と考えている方がいらっしゃれば、
今すぐ、その考えを改めてください。
どうしても賃貸物件を購入したいのであれば、**不動産投資専用のローン(不動産担保ローンやアパートローン)**を利用するようにしてください。
金利は高くなるかもしれませんが、正しい方法で進めることが、結果的に自分自身を守ることになります。
最後に:冷静な判断を
言葉を選ばずに言えば、
**住宅ローンを使って投資物件を購入する行為は「住宅ローン詐欺」**です。
たとえ悪意がなかったとしても、結果として法律違反や契約違反に問われることがあります。
安易な儲け話に飛びつく前に、冷静に立ち止まって考えてください。
そして、不安な点があれば、専門家にご相談ください。
ご相談は随時受け付けております。
このような事例でお困りの方も、どうぞ一人で悩まずにご連絡ください。




