2025.10.06
【愛知県任意売却相談】注意喚起・親族間売買を相談、“先払い請求”にご注意ください
先日、関西方面にお住まいの方からメールでご相談をいただきました。
内容は「ご両親の家を親族間売買で購入したい」というものでした。

ご実家にはご両親とおばあさまがお住まいで、お父様のお仕事の関係で収入が悪化し、現在住宅ローンを3回ほど滞納されているとのことでした。
ご相談者様としては、住み慣れた家を人手に渡したくない、大好きなおばあさまの住まいを守りたいというお気持ちから、なんとかご家族で解決できないかと考えられたそうです。
■リースバックから親族間売買へ
最初はリースバックを希望され、いくつかの不動産会社に相談されたそうですが、「住宅ローンを滞納している」という理由で全て断られたとのこと。
そこで検討されたのが「親族間売買」でした。
インターネットで検索し、ある不動産会社に相談をされたところ、
「親族間売買でも大丈夫だと思います。まずは査定と調査が必要です。」
と案内されたそうです。
その際に「調査費用が必要」と言われ、将来的にローンが組めるという説明もあったため、ご相談者様はその費用をお支払いになりました。
■問題は“銀行選び”
次に、その不動産会社を通じて銀行の事前審査を申し込まれたのですが——
実はその銀行、私自身も過去に何度か話をしたことがあり、「親族間売買では一切融資しない」と明言している銀行でした。
もちろん、金融機関ごとに判断基準は異なりますが、「親族間売買は取り扱わない」という方針の銀行も存在します。
にもかかわらず、最初からその銀行に事前審査を申し込んだ結果、やはり「お客様の総合的な判断で否決」という形で断られたそうです。
そして、支払った“調査費用”は戻ってきませんでした。
■成功報酬が原則です
私はこのケースを「詐欺」と断定するつもりはありません。
しかし、住宅ローンを滞納して困っているご家庭に対して「最初に費用を請求する」という対応は、やはりモヤモヤします。
親族間売買や任意売却のようなデリケートなご相談では、
「成功報酬」型の不動産会社を選ぶことが大切です。
つまり、実際に契約が成立した段階で報酬が発生する仕組みです。
お金の悩みを抱えて相談しているのに、最初から費用が必要になるというのは、本来あるべき形ではありません。
■ご相談時に必ず確認すべきポイント
今後、親族間売買や任意売却を検討される方は、ぜひ次の点を確認してください。
- ・調査費用や相談料が発生するタイミング
- ・その費用の使い道(具体的に何のためか)
- ・万が一契約に至らなかった場合に返金されるか
- ・金融機関の紹介実績があるか
これらを事前に確認しておくことで、不要なトラブルを避けられます。
■最後に
今回のご相談者様には、関西地方で任意売却専門に活動されている信頼できる不動産会社をご紹介しました。
その会社はもちろん「成功報酬制」です。
念のため「もし先に費用を請求されたら、必ず私に連絡を」とお伝えしましたが、当然そんなことはない誠実な業者さんです。
親族間売買は「家族の絆を守るための解決策」であるべきです。
それが一部の不動産会社によって不安や損失につながってしまうのは、とても残念なことです。
これから親族間売買を検討される方は、ぜひ慎重に、そして安心できる専門家にご相談ください。




