2026.01.25
【名古屋市任意売却相談】離婚後の住宅ローン、共有名義と連帯債務をどう解消する?
「離婚は決まったけれど、家のローンはどうすればいいのか……」
そんな切実なご相談をいただき、先日面談を行いました。
今回は、現在離婚協議中の方からのご相談事例をご紹介します。同じような状況で、出口が見えず不安を感じている方の参考になれば幸いです。

相談内容:住み続けたい夫と、関係を清算したい妻
ご夫婦にお子様はおらず、離婚後は奥様が実家へ戻り、ご主人が今の家に住み続けることを希望されています。
一見、スムーズに進みそうなお話ですが、大きな壁となっているのが「共有名義」と「連帯債務」です。
• 現状: 住宅ローンは夫婦で力を合わせた連帯債務。名義も二人。
• 夫の希望: 住み慣れたこの家に、これからも住み続けたい。
• 妻の希望: 名義を解消し、自分の分のローン(債務)を完済してスッキリしたい。
今は滞納もなく、お互いへの信頼関係が完全に崩れているわけではありません。しかし、ローンはまだ20年以上残っています。長い人生、もし将来ご主人の支払いが滞れば、家を出た奥様に督促がいってしまいます。奥様が「今のうちに解消しておきたい」と願うのは、至極当然のことと言えます。
提案したのは「親族間売買」による解決
最もシンプルな解決策は「家を売って完済する」ことですが、ご主人は住み替えのコストや愛着を考え、今の家を守りたいという強い意志をお持ちです。
そこで今回、任意売却の学校がご提案したのは、「奥様の持ち分をご主人が買い取る」という形での解決策です。
具体的には、ご主人が新たに単独でローンを組み直し、その資金で現在の共有名義のローンを全額返済(完済)し、名義をご主人の単独所有に変更します。
専門家としての「ここからが腕の見せ所」
実は、この「親族間(または元夫婦間)の売買」や「ローンの借り換え」は、非常に難易度が高いのが現実です。
1. 金融機関のハードル: 通常の銀行は、親族間の取引に融資を出すのを非常に嫌がります。
2. 担保評価の問題: 家の今の価値がローンの残高に見合っているか、緻密な調査が必要です。
明日から早速、物件の調査と、このケースに対応可能な金融機関の選定・交渉に入ります。
悩んでいる方へ:一人で抱え込まないでください
離婚と住宅ローンの問題は、非常にデリケートで複雑です。放置してしまうと、数年後に「あの時しっかり解消しておけばよかった」と後悔することになりかねません。
私たちは、単に家を売るだけでなく、**「その後の人生がどうすれば穏やかになるか」**を最優先に考え、最適な出口を一緒に探します。
「自分たちのケースはどうだろう?」と少しでも不安に思われたら、まずは「任意売却のがっこう」へお気軽にご相談ください。




