2021.11.12
【名古屋市中川区・住宅ローン滞納相談】週末の面談に向け査定書作成
先日現地確認をした名古屋市中川区のマンションの査定書を作成しました
週末には所有者と面談を行います、その際に金額提示をする為の書類です。所有者の方は現在関東地方にお住まいですのでドロップボックスで資料を共有しZoomでの面談です
これまでは遠方の場合でも必ず面談に伺っていましたが、本当に便利になりました。相談者様にも時間を取って頂きやすくなり電話でお話しをするよりも画面越しでもお顔を拝見出来るので安心されます
ご主人との面談が終わりましたら次は現在居住されている元奥様との面談です
前回は突然の話で大分驚かれていました
今回はより具体的な売却に向けてのお話しをして行く事になりますが、事実は事実としてお伝えし善後策を提案していきます
お互いに納得して解決して頂く為には言い辛い事もキチンと説明する事も我々の大事な役目です
任意売却と査定価格
住宅ローンを滞納された方からのご相談を受けていると既に査定をされている方もいらっしゃいます
大抵の場合はネット査定(簡易査定)が多いです。手軽に査定が出来るので利用される方も多いのですが査定価格が問題になってくる場合があります
これは査定価格を提示している不動産会社が悪い訳ではありませんが、ネット査定の場合は不動産会社が競合している事が分かっていますので、どうしても高めの査定価格が提示されているようです
住宅ローンを滞納されていない場合の売却で時間的余裕がある場合は良いのですが、住宅ローンの支払いが厳しい方や既に滞納されている場合は売却期間が限られています
一般的な、まずは高めの金額で販売し様子を見ながら価格を下げていくような売却方法は住宅ローン滞納の場合は却って借金が多く残る事となります
そしてもう一つの大きな問題はその査定価格を鵜呑みにされた場合です。査定価格で売却出来れば住宅ローンを完済できると思い売却されますが実際の相場以上のチャレンジ価格では到底売却は難しいです
それでも何とか売却出来ればと思い、その間の住宅ローンを延滞しない為にカードローンや消費者金融で借金をし、支払っている方もいらっしゃいました
結局、査定価格では売却できず任意売却の相談にいらっしゃた時には借金が増え住宅ローンまで滞納されています
先に言いましたがこれは査定をして不動産会社に責任がある訳ではないと思います。ネットなどの簡易査定では不動産会社も依頼した方の事情を把握せずに査定価格を提示してきます
住宅ローン滞納問題や離婚問題で住宅を査定されたい場合はネット査定はあまりお勧め出来ないケースもありまのでご注意下さい