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2022.02.15

住宅ローン滞納の解決策・負担付贈与について

先日、岐阜県各務原市にお住いの方から住宅ローンの滞納についてご相談がありました

内容はこれまでリスケを行った為に返済期間が伸びてしまい、このままでは定年後も返済が続いてしまう

現在も返済が厳しいのに年金だけの収入では支払う事が出来ません。売却して賃貸暮らしになっても家賃の支払いも心配だし何より家を手放したくありません

この相談者様は「任意売却のがっこう」に相談される前にお近くの不動産会社にリースバックの相談に行かれていましたが住宅ローンの残債額と買取額が合わずに断れていました

何とか引越しを回避して現在の生活を立て直す方法がないかとのご相談でした

お話しをお聴きすると現在も度々住宅ローンが遅れる事があるようでした。次の返済までには支払われていましたが、このままでは滞納が重なる心配もありました

そこで今回はお子様への負担付贈与を提案しました

最初は親族間売買の方向で検討しましたが担保評価などを調査した段階で売買を行うよりも負担付贈与でお子様に譲った方がメリットが大きかったのです

これまでも同様のご相談で負担付贈与で解決していましたので、お父様とお子様に解決方法を説明をさせて頂きました。その後お子様の住宅ローン審査も承認となりこれまでよりも、かなり低い金利と返済期間が伸びた事で毎月の返済は約3分の1になり落ち着いた生活を取り戻して頂けました

しかし負担付贈与には事前調査と経験豊富なアドバイザーが必要です

今回の場合は住宅ローンの残債額と家の評価に乖離がなかったので提案をしました。しかし事前調査が甘いと銀行から住宅ローンを借り名義変更が出来ても高額な贈与税が発生する場合があります

銀行はこちらが提出する担保評価書で融資をしてくれますが税務署対策用にも、しっかりとした担保評価書が必要です

仮に住宅ローンの残債よりも家の価値が高ければお子様に贈与税が課税される恐れがあり、それらの対策も必要です

これらの方法をここで紹介すると大変なボリュームになってしまいますので割愛しますが、親族間で解決する場合は税制の優遇措置が利用できない事も多いので細心の注意が必要です

親族間売買や負担付贈与をご検討の方は経験・実績豊富な「任意売却のがっこう」にご相談下さい

 

 

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