2022.07.29
【名古屋市南区】弁護士事務所からのご相談
今日は弁護士事務所からのご相談がありました
お世話になっている先生が債務整理の依頼を受けられたので任意売却を行う事になりました
ご相談者様と面談を行いました
既に弁護士から任意売却の説明はされていましたので今日は査定と今後の販売のスケジュールのご説明を行いました
幸いと言っては何ですが住宅ローンについては完済できそうでした
ご自宅は中古マンションで当時頭金も入れて購入されていたのでオーバーローンではありませんでした
タイミングよく売却できれば破産費用も捻出できそうでした
しかし遅延損害金の問題もありますので早期に売却できるようにしっかりとサポートさせていただきます
7月もたくさんのご相談をいただきました
その中でオーバーローンの物件とアンダーローンの物件がありました
仮にお借入が住宅ローンだけだった場合アンダーローンの物件であれば売却すればお金の問題は解決できます
しかしオーバーローンの場合は売却後にも残債が残ってしまい生活が厳しくなってしまう方もいらっしゃいます
これは購入した物件である程度決まってしまいます
今は自己資金があっても100%の住宅ローンを利用される方が多いです
100%融資が問題ではなく住宅ローンの減りよりも家の下落が大きい事が問題です
極端な話をすれば購入した時から家の価格が下落しなければどのタイミングで売却してもアンダーローンです
そんな良い物件があるわけないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが実際には存在します
今回のご相談者様もそうなのですが中古住宅や中古マンションはエリアを吟味して購入すれば下落率が低い物件に出会うことができます
特に中古の場合はある程度、減価償却が進んだ物件が多く新築住宅と比べると下落率が低いのが特徴です
住宅ローンの金利や返済年数を考慮して組まれた方が良いのですが、そもそも下落しづらい住宅を購入するのが住宅ローン破綻を防ぐ1番良い方法かも分かりません
そういった意味でも今後購入される方は中古住宅にも目を向けていただけると良いのかもわかりません