愛知県稲沢市にお住まいの方より、住宅ローンの滞納についてのご相談がありました

 

 

お子様の学費や親御様の介護費用が必要になり、滞納されたようです

ご相談者様は売却や引越しはなるべく避けたいとのご希望です

そこで、今回は一旦リスケを提案させていただきました

滞納が直近のものだったため、すぐに銀行に伺い、事情説明とリスケの交渉を行いました

担当者の方にはご理解をいただき、次回は保証会社も交えての面談となる見通しです

ここしばらく乗り切れば、家の売却はしなくても問題が解決できそうでした。次回の交渉にもしっかりとサポートさせていただきます

 

---

 

「住宅ローンのリスケについて」

 

今回のご相談は一旦リスケを行うことで解決を迎えそうです。

 

しかしご相談内容によってはリスケをお勧めしないケースもあります。

 

それは、問題を先送りしたリスケです。

 

仮に1年間は利息払いだけのリスケを選択しても、その間に収入の変更や支出の見直しを行わない限り、リスケが終わればまた同じ問題かもっと状況が悪くなってしまいます。

 

今回はお子様が来年卒業され、その後は就職されるため、世帯収入が増えることが見込まれていましたので、ご提案しました。

 

また世帯収入が増えない場合には生命保険の見直しや車の売却などで支出を減らすことと合わせてリスケを行うことで問題が解決します。

 

銀行に相談に行くと銀行の方からリスケを勧められることもあります。

 

しかしこれまでの相談では2回のリスケで住宅ローンの完済が90歳近い方もいらっしゃいました。

 

結果、その方は任意売却で家を売却されました。

 

その方も、こんな事なら最初に売却しておけば良かったとおっしゃっていました。

 

リスケを行えば、当然総額での支払いは増えてしまいます。

 

問題を先送りしただけのリスケは一旦冷静に考えることも必要です。

 

リスケなどについてご質問がある方はお気軽にご相談ください。