2023.08.31
【名古屋・任意売却】離婚と住宅ローントラブル②
名古屋市任意売却相談センター
任意売却のがっこうの山田です
離婚と住宅ローントラブルについて、今回は離婚時には必ず検討して頂きたい事を紹介します
離婚と住宅ローントラブル
前回は離婚後の住宅ローントラブル事例を紹介しました
今回は解決策などを紹介します
まず一番最初に考える事は家をどうするのかについて真剣に考えて下さい
当たり前のように聞こえると思いますが、以外と真剣に検討せずに住み続ける事を決めた方もいらっしゃいます
また、お子様の転校や心身への影響を考えて住み続ける方もいらっしゃいます
この場合、最善なのは家を購入する事です
※家も住宅ローンも夫名義・奥様とお子様が住み続けたい場合
奥様が正社員や契約社員の場合は住宅ローンを組める可能性があります
離婚時の取り決めで奥様とお子様が住み続ける場合、ご主人が養育費代わりに住宅ローンを支払い、完済後に名義変更を行うと言った約束をされた方からのトラブル相談が多く寄せられています
結果的に元夫が住宅ローンを滞納した、中には自己破産をした為に養育費どころか、住んでいた家まで失ってしまった方もいらっしゃいます
もし奥様が購入可能であれば購入する事を検討して下さい
その上で養育費は別で頂くようにしておいた方が賢明です
この方法は離婚後に発生した住宅ローントラブルでも解決方法として提案しますが離婚時に行っておけば安心です
離婚時に購入できる方法を検討せず(購入自体が無理だと思っていた)に公正証書を作成する方もいらっしゃいます
確かに当人だけの約束よりは効果はあります。しかし支払い能力や資産がない場合はどうする事も出来ません
また家の名義だけを変更する方もいますが、これはあまり効果はありません
住宅ローンを滞納されてしまえば抵当権を設定している銀行や保証会社は粛々と競売などの手続きを進めて行きます
(そもそも銀行の了解なく名義変更を行うのは住宅ローンの契約違反となる可能性が高いです)
誰の名義など関係ありません
他の方法は別の機会に紹介しますが
住み続ける事を希望されるのであれば、まず家も住宅ローンを名義変更を検討して下さい
以外と皆さん無理だと思っている事が多いようですが、任意売却のがっこうでは、この解決方法で多くの方が解決されました
離婚と住宅ローントラブルを防ぐには、離婚時の感情問題で引きずられすぎず、理性的な方法を検討して下さい
その他の方法は、またご紹介します