2023.09.30
【名古屋市・愛知県の任意売却相談】任意売却相談で気を付けて欲しい事
名古屋市・愛知県の任意売却相談センター
任意売却のがっこうの山田です
今回は住宅ローン滞納相談や任意売却相談の際に気を付けて欲しい事を紹介します
必ず確認して欲しい事
それは費用です
相談費用は無料でも、どこからが費用が発生するのかについては必ず相談前や相談時点では確認して下さい
以前、ある業者に相談したら着手金で10万円を支払ったが結局解決が出来なかったと言った相談がありました
その方は関東方面にお住まいの方でした
愛知県に実家がありご両親と祖母、弟さんが住まわれていました
お父様のお勤め先の関係で収入が減ってしまい住宅ローンの返済が厳しくなってしまいました
売却も検討されましたが母親を(祖母)自宅で介護されていた事もあり、出来る事なら住み続ける事を希望されたそうです
そこでご長男である(ご相談者様)に相談され親族間売買を検討されました
ご相談者様はネットで親族間売買で購入できる方法を知り、とある業者に相談されました
直ぐに業者と面談され親族間売買で融資を行ってくれる銀行の紹介を依頼されました
すると業者からは親族間売買が成立した場合には仲介手数料が発生する事などを説明されたそうです
そして親族間売買を行う銀行は非常に少なく担保評価などで物件の登記簿謄本や調査が必要になるので着手金として10万円が必要だと言われたそうです
この着手金は、もし銀行が融資不可だった場合も返金できないと説明されたそうです
しかし業者の説明では、ご相談者様の年収などから判断すると融資される可能性は高いと言われたそうです
そこでご相談者様は着手金を支払い銀行の事前審査を依頼されました
しかし結果は融資が不可となり着手金10万円は戻ってきませんでした
その後、弊社にご相談を頂きました
ここで私が感じた問題点ですが、その業者が紹介した銀行です
その銀行は都市銀行で私が知る限り、どのような事情であっても親族間売買で融資を行いません
つまり最初から可能性の無い銀行を紹介された事になります
事前審査の際に都市銀行も含めた複数の銀行を紹介していれば私もそこまで不信感を持つ事はないのですが
最初から着手金目当てなのか親族間売買の経験が全くないのか、どちらにしても不親切である事は間違いありません
また確かに登記簿謄本を取得するには費用が発生します。それでも一件、数百円程度です
それぞれの会社の方針ではありますが一般的な常識からすると着手金で10万円は高額すぎると思います
そもそも着手金自体が如何なものかと思いますが
誰しもお金の問題を抱えている時は冷静な判断が出来なくなってしまいがちです
耳障りの良い言葉を聞くと、それに縋りたくなると思います
しかしそんな時だからこそ冷静に費用については事前に必ず確認しておいて下さい
因みにこちらのご相談者様は無事に親族間売買で解決されました