2021.09.18
親族間売買 先日の岐阜県のご相談の続き
先日ご相談がありました親族間売買の件でご主人(所有者)と面談してまりました
ご主人は現在は愛知県一宮市にお住まいです
これまではお子様の事もあり住宅ローンの支払いを続けてこられましたが定年を迎える事になり、これからは住宅ローンの支払いが厳しくなってしまうとの事です
ご主人の意向は、これからは元奥様に住宅ローンを払って頂き完済後はマンションを譲るか、他人に売却してお金が残れば全て元奥様にお渡ししたいとの事でした
現在ご主人は住宅ローン以外に大きな借金もなく最悪のケースではありませんでした(住宅ローンの延滞なし)
本来は住宅ローンについては退職後である程度支払う予定をされていた様ですが親御様の介護費用の捻出の為に先に貰っている部分もあり住宅ローンに回せるだけの余裕はなさそうでした
元奥様とお子様には本当に申し訳ないとおっしゃていました
今日は元奥様のご希望であるマンションを息子様が購入したい意向と現在の住宅ローンの残高を確認しました
しかしここで一つ懸念材料が出てきました
あらかじめ調査していましたマンションの担保評価が住宅ローンの残債を下回っている事です
これから再度親族間売買用の担保評価の見直しとお子様のローンの事前審査の準備に取り掛かります