2023.06.04
愛知県の住宅ローン滞納問題と任意売却相談センター
愛知県で住宅ローン滞納問題と任意売却相談は「任意売却のがっこう」へ
今回は、離婚にまつわる住宅ローントラブルについてお話しさせて頂きます
離婚後に発生した住宅ローントラブルは様々なしがらみがあり、正直解決には相当な時間が必要な場合もあります
特に夫婦共有で購入されたマイホームや連帯債務や連帯保証人となっている住宅ローンの場合は滞納が発生すると、離婚した後もトラブルがついて回ってきます
それでは何故このようなことが起きてしまうのか
それは不動産価格に問題があります
共有名義の不動産や連帯債務になってる住宅ローンでも、マイホームを売却して住宅ローンを完済できれば当たり前ですが、後々トラブルになる事はありません
しかし、現在も多くの物件はオーバーローン(債務超過)であるため、通常の方法ではマイホームを売却することができず、離婚後も不安定なまま所有し続けることになります
そして、離婚後は新しい暮らしの生活費や養育費など、これまで必要なかったお金がかかってしまい、結果的に住宅ローンを滞納されてしまう方もいらっしゃいます
つい先日あったご相談も離婚後は元奥様とお子様がそのまま家に住み続けています
しかし、離婚時に約束された住宅ローンが支払うことができず、住宅ローンを滞納してしまい現在元奥様たちに退去の交渉をしています
仮に約束が違うと退去に応じず、いずれ競売になってしまうと不法占拠と言う事になり強制執行されてしまいます
つまり、離婚時に、お互いで取り決めた約束は、お金を貸している銀行や保証会社には一切関係ありません
当然銀行や保証会社は個々の事情を組む事はありませんので、粛々と法的手続きを進めていきます
このような事態を避けるためにも、離婚成立までが最後のチャンスだと思い、根本的な解決を検討してみてください
これまで行った解決事例では
・奥様がご主人から不動産を買い取る
・お金の事が原因で離婚になってしまったので曖昧な約束はせず任意売却を行い解決した
・親族に家を購入してもらった
・お子様が就職するまでリースバックを行った
いずれも簡単な方法ではありませんが、必ず解決方法はあるはずです
特に再婚されていた場合は、新しい家族まで巻き込むトラブルとなってしまいます
今は3組に1組が離婚する時代となってしまいました
シビアな言い方ですが、離婚されたとは、お互い自分の生活を優先したくなるものです
離婚後5年10年経ってからトラブルを抱えるよりも難易度が高くなりますが、離婚成立時に住宅ローンやマイホームなどは全て精算しておくことをお勧めいたします