相談時点で既に多重債務の状態でかなり落ち込んだ様子でした。元々の離婚の原因が自分にあったので養育費だけは支払いを続けていきたい意向ですが、かえってそれが原因で借金が増えていったそうです

Ｋ様のご希望は一人では広すぎる家を売却して毎月の支払いを抑えたいとの事でした。その他の借金は整理などは行わず今後も支払って行くとの事でした

そこで家の査定を行ったのですが、明らかなオーバーローンでしたので家を売却するのであれば任意売却を選択する事になると説明をしました

任意売却の依頼を受けたので早速Ｋ様と銀行へ伺いました

実は今回の任意売却はこれまで行った任意売却とは少し方法が違っていてＫ様の住宅ローンには保証会社が付いていませんでした
（プロパー融資というものです）
最近の住宅ローンでは少ないのですが以前は結構ありました

そこで今回は任意売却の交渉は銀行の支店を通して行い銀行本部の決裁も貰う事になります

今回の任意売却に関して銀行との解決方法が決まりました

それがリスケをしながらの任意売却でした。Ｋ様は住宅ローンを滞納されていませんでしたので、まずはリスケの申請を行い毎月の返済額を大幅に減らす事が出来ました

その間に任意売却を行い売却後の残債についても、このままの金額で返済をするか別途売却時に相談をする事になりました

Ｋ様の家は地下鉄にも歩ける場所にあり、建物の築年数も新しい家でしたので問合せも多く、無事に銀行との約束期間内で売却する事が出来ました

Ｋ様も毎月の返済が楽になった事で精神的にも落ち着かれ仕事も休まずに行けるようになり相談を受けてからは順調に借金を減らしていかれました